日本テレビ盃回顧
馬インフルエンザの影響で、南関東の重賞となった日本テレビ盃。とある他場のとある新聞社から「セプテンバーカップの資料ください」とか電話が来た。「セプテンバーカップってなんじゃい」みたいな。どうやら、交流で行われないからという理由で、我々には何も告げずに、ひそかに別なレース名に変更しようとしていたらしい。相手が船橋競馬場だけに、それはこちらも読み筋ではあったのだが、いいとこ「NTV盃」ではないかと思っていた。正直「セプテンバーカップ」は意表を突かれた。

ららぽーと前の横断歩道。毎度お馴染み休日のレースになると「お馬さんが走ってるぅ~」状態。一種の広告みたいなものだが、「へぇ~」ぐらいのもので、10数年この景色を見ているが、一向に入場は増えない。増えないどころか減っている。人だかりができるのも5月の開催と、この開催ぐらいぐらいだが。「集客に結びつけば」という意見はいろんな人が何年も前から言っているが、そんな気配もないし、歩道橋の上でなんかすれば、おまわりさんにパクられちゃう。ひとつ言えるのは、南船橋駅付近か、ららぽーとに面したところにも入場門が欲しい。

というわけで、中の世界は秋分特別。転入後立ち上がりが不器用で、追い込んでくるもののいつも勝ち切れなかったブラックサーボが、今回番手から競馬。抜け出してやっと勝った。前回好位置を進んで変わり身を見せていただけに、まあまあの馬券止まり。メンバーも手薄だったが、もういっちょぐらいは何とかなりそう。
そして日本テレビ盃。

1番人気はシーチャリオット。この後中央転出するだけに、ここが最後のレース。2番人気はナイキアディライト。3番人気サウンドサンデー。

発走前、お客さんが柵を乗り越え、コース端の生垣に進入。でも、警備員はうつむいて気づかず。そしてお客は再び乗り越えて中に戻る。警備員はうつむいて気づかず。そして発走。
そしてファンファーレが平場用。

コアレスデジタルとシーチャリオットが出遅れ。休み明けサンキューウィンが注文通り先手を主張し、58キロを背負ったナイキアディライトは番手追走。シーチャリオットが外目持ち上がるも、鞍上と折り合い悪く、内にもたれ気味。さらに、メンタルシャウト、ベルモントギルダーなどが続く。
前半のペースは62秒9のスロー。逃げるサンキューウィンは3コーナー手前で怪しい手応えで、それを見てナイキアディライトが行く、後方からはコアレスデジタルが一気に先団に迫る。いい手応え。連れてシーチャリオットだが、やはり相変わらずもたれ気味で、今野騎手も追いづらそう。

直線、突き放すナイキアディライト。7馬身差をつけて快勝。っていうか圧勝。2着争い。コアレスデジタルも粘るが、外からサウンドサンデーが伸びてきて、コアレスデジタルをクビ差交わして2着。交わされたコアレスデジタルが3着。1番人気シーチャリオットは直線でも追いづらそうで4着。

ナイキアディライトはもう7歳だけに、最近は交流レースでは衰えを隠せないが、地元の重賞ならまだまだ十分やれる。というよりも、他がだらしなさすぎた。

サウンドサンデーは先に繋がるレースをした。前走、3走前とA2下あたりなら楽勝だったが、2走前オープンで4着と、このあたり試金石といったところだったが、難なくクリアできそうな感じ。といっても、ナイキとは7馬身、約1秒5の差があるし、次もまた試金石か。
コアレスデジタルは叩かれて良化した。出遅れるところは相変わらずだが、決まったらいい勝負しただろう。今回は距離も少し長かった。
シーチャリオットは終始内にもたれ気味で、追いづらそうだった。最近そんなシーンが多く、サンタアニタトロフィーでも、不利を受けたりする遠因となっている。この後は中央に移籍。

最終レース。昇級初戦のデザートレジーナが快勝し、これで3連勝。これで通算〔6231〕と着外1度(5着)だけで、ひじょうに安定しているし、まだ底を見せていない。4歳牝馬だが、今後も楽しめそうな馬。2着は連れて動いたミュージカルボイス、3着は逃げたクロノグラフ。
というわけで、9月24日休日に行われた船橋競馬初日。入場7,334名、売得8億5426万7800円。う~ん。
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