トゥインクルレディー賞回顧
その前に。19年度調教師・騎手免許試験合格者。兵庫の三宅直之調教師。「あの三宅か?」と弊社大井TMより電話あり。どの三宅かわからんので、地全協に電話して確認。上山競馬最後の年に開業した、あの三宅調教師であることが判明した。いや良かった。実に良かった。上山競馬が廃止後、園田で厩務員をしているとは聞いていたが、再び厩舎を開業できるようになった。今度は長く続けられると良いですな。おめでとうございます。
その確認の電話で、K女史に「読んでみてください」と教えてもらった、高知競馬のサイト内にある売店の平田さんというコラム(というか日記)。リアル場内の売店を営んでいる方らしいのですが、おもしろい。うどんが売れないで悩んでいるようだが、この際、新聞も馬から日刊に変えれば、もっと当たるようになるんじゃないかと思う。なんとか、うどんも売れて欲しいものだ。
そういえば、何気に高知は全国競馬便りに出演していた最初の頃にぷらっと行ってから行ってない。もう8年か9年くらい行ってない。「行きたい」と思った局面は幾度かあったのだが。たまに行かないとな。
競馬場に着いたら、世界的変態カメラマンのM君にこの人を紹介された。Joe Fujiiこと、藤井勘一郎騎手。なんか、いつものポジションに行ったら、賞典台に座ってた(^^;)。なんか、乗りたそうな感じで馬場を見てた。これから北海道の牧場でしばらくライダーをするそうだ。こういうケースはなかなか難しいのだが、最近は乗れさえすればそれほど拒まれない世界だし、どっかでチャンスが掴めるといいなと思う。
自分も大変お世話になった「いちかんぽ」の川村光章さんが今年6月、帝王賞の翌日に亡くなられたのだが、いちかんぽの方より、川村さんが撮影した仔馬のカードを頂いた。永らくハロン等の写真を撮影されていて、自分もライターとして、カメラマンとしてご一緒させていただき、本当にお世話になりました。ご冥福をお祈りいたします。でもあれですね、亡くなっても、こうして撮った写真が残ると言うのはいいもんですね。
さて、トゥインクルレディー賞。

相変わらず調子が戻らないと言うか、またもいきなり失敗。9R。2着のニイタカファイブじゃないとわかっているのに、体が振れず。勝ったのは左に尻尾が見えているスミノロマン。逃げ切り勝ち。脚色が外ニイタカファイブの方が良かったので、よく見極めず撮ってしまった。またも鬼門の3/4身差。
10R花野特別。の前に、恒例の賞典台掃除。豪快に水をぶっかけ、砂を落としていきます。南関東の変態カメラマンこと、バンダナのM君もよくカメラを放置していくのですが、その都度誰かに救われています。そういう、甘えは良くないと思います。男の尻ばっかり見てないで、自分のカメラは自分で管理するように。

改めて、花野特別。

逃げたスカイフレイバーが、そのまま64秒のスローで逃げ切り勝ち。この日はこのレースまで全て、逃げか、2番手追走の馬が勝っている、先行有利の馬場。ただ、馬場に出た感じは、さほど深くなく、むしろ軽い感じ。
11R、トゥインクルレディー賞。トーセンジョウオーは58.5キロもあるが、プラス15キロの548キロ。さすがに見た目立派過ぎるだけに、3番人気まで人気を落とした。2番人気はチヨノドラゴン。1番人気に推されたのは、パフィオペディラム。カネショウメロディやトーセンジョウオー等逃げたい馬が揃い、しかも逃げ有利(と思われる)馬場。なら、番手から競馬出来るパフィオペディラムか。

スタートでセイエイシェーンが遅れたが、有力馬は軒並み好発進。トーセンジョウオーは動きが鈍く、中団5~6番手に落ち着いた。先手主張はカネショウメロディだが、外からナイススマイルワンが競りかけ、1コーナー。パフィオペディラムはその2頭を見ながら行ける絶好のポジションで1コーナーへ。

ナイススマイルワンはしつこく絡み、60秒9のハイペース。そして3コーナー手前で役割を終え後退。パフィオペディラムが早め徐々に進出するも、今度はチヨノドラゴンが上がってくる。パフィオペディラムもスパッと切れるわけではないので、なるべく早めに抜け出して守りたいのだが、これではたまらんだろう。展開に泣いた。

結果、粘るパフィオペディラムを、直線終いの脚を生かしたベルモントノーヴァが2馬身差を付けて1着。2着パフィオペディラムに3着のグリーンベイが迫るも、ハナ差届かず。トーセンジョウオーは6着と見せ場なしに終わった。

このレースのポイントは、ナイススマイルワンの石崎隆之騎手だろう。先行馬揃いで、元々ハイペースが予想されてはいたが、予想されたトーセン、カネショウの競り合いではなく、ナイススマイルワンがハイペースを演出しに行ったと見る。ベルモントノーヴァにとって願ってもないペースとなった。というか、作ったのだろうな。
ま、ベルモントノーヴァもデキは良かったし、毎回必ず終いの脚を伸ばして来るので、ケチはつけられないが、トーセンが太くて重くてモタモタしていただけに、うっかりするとカネショウメロディのペースとなり、パフィオペディラムがごっつあん、という競馬になりかねなかった。そういうことだろうな、たぶん。

ま、何にせよ、「落ち着きが出てきて、思い通りに調整できるようになったのが大きいですね」と出川克己調教師。馬のデキは良かったし、反応も良かった。
さて、最終レース。
メインで傾向が変わったのか、再びハイペースに。3番手から抜け出しをはかったアクアフレイバーを、11番手から伸びたエムジェイレコードが差し切り。またも石崎駿騎手。

最終レース後、本降りになった雨に打たれつつ、競馬場を後にしたのであった。
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